2012年4月13日金曜日

全日本ロードレースを考える(3)

という訳で、全日本ロードレースのwebサイト superbike.jpのリザルトを頼りにデータを作成しました。同サイトには、1999年までのデータしか有りませんでしたがそれ以前のデータは、吉村さんのページ  http://www.europark.com を参照しました。

まずは、1997からの1年間の決勝レース総走行距離の変遷をグラフにして見ました。

ちなみに、これは、レース走行実績なので赤旗中断とか開催中止などが反映されています。

おおきな変化は2003年から2004に掛けて。一目で減っているのがわかると思います。
それまでの年間1000km前後が600km前後に減少しています。
2004年から、8耐の前哨戦だった鈴鹿200キロが、全日本から抜けていることも、総走行距離に大きく影響しているでしょう。
レース数もそれまでの10戦前後から7戦以下に減少しています(これは別途まとめました)


次は、1レースあたりの決勝レース平均走行距離です。

こちらは2004以降減少。2008のピークをすぎて最近はちょっと盛り返しています。
昔は平均約100km(おそらくそういう決まりだったのだと思いますが)が、最近は85km前後。これ実績ベースなので中止とか赤旗とか若干影響があります。

2008年に激しい落ち込みがあるのですが、これ何があったのでしょうか?データ入力間違えたかな?

最後は、レース開催数です。2ヒートのイベントは2レースとしてカウントしています。

そもそも、レース数そのものが減少しています。
幾つか要素はありますが、開催サーキットの減少としては
FISCO 2007年まで
MINE 2002年まで
が挙げられます。一方で1998年からモテギ、2002年からオートポリスが増えています。
2002年までは、おおむね鈴鹿・筑波・菅生・茂木はそれぞれ2回開催されるという、今からは考えられないような時代でした。(そんな昔の事はすっかり忘れた)


では、観客動員データも考察してみましょう。

続く...


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