幸いにして、superbike.jpのリザルトの決勝レポートに入場者数が出ているのでそれを拾ってみます。(一部イベントで記載なしがあるのですが...)
まぁ、この手のカウントは大本営発表が多いので鵜呑みにもできないのですが、これ以外に資料が無いのでまとめて見ました。
観客動員データは1999から存在するのですが、決勝日しか無かったりしてデータとして分析しづらいので、比較的データの安定している2004年以降をまとめます。
まずは、時系列のイベント順観客動員数です。人数は予選決勝合わせたものです。(イベントによって、土日の合計だったり別々だったりなので統一しました)
折れ線グラフは、6区間移動平均です。
なお、2007年SUGOはデータなし、2010オートポリスは荒天のため決勝が中止されました。
移動平均を見ると、やや微減というところでしょうか。何より、2&4の集客が突き抜けています。
今度はサーキットごとにまとめて見ました。縦軸のスケールを揃えてあるので(MAX6万人)なので、見たままで比較ができます。では北から見てみましょう。
まずはSUGO。
2011年は、明らかに地震の影響なので無視するとすれば、観客動員数は微増または横ばいといったところでしょうか。
筑波
2011年は、地震の影響でキャンセルになりましたが、それまでは微増といったところです。
鈴鹿
これは2&4を除いた鈴鹿のイベントです。
トレンドとしては減少気味でしょうか。続いて鈴鹿2&4
昨今のMFJが力を入れていきたいと言っている、4輪レースとの併催ですが、集客は一見して分かる通り抜群です。しかし、気を付けたいのはどちらのレースが目的なのか、あるいは相乗効果なのかがいまいち見えにくいことです。
トレンドとしては、2011は地震の影響だと思うので概ね横ばい、近い所で見れば減少傾向でしょう。
次TI(岡山)
結構ヤバめですね。減少の一途です。サーキットの所有者が変わったりして、不安定要素が多めなのでしょうかね。イベントの主催者はサーキットですから、このあたり努力が期待されるところです。
最後はオートポリス
オートポリスも減少傾向です。九州で唯一の全日本ロードレースですから、お客さん的には多いと思われるのですが...何が問題なのでしょうか?昨年はST600で2&4をやりましたが、期待には届いていないと思われます。一方で、年に2回行うことによって分散してしまったのかもしれません。
最後に、年間のレース数のグラフに、観客動員数のグラフを重ねて見ました。
2006年以降は、JSBのレース数は変わっていませんが、観客動員数が減少傾向にあります。
これをふまえて、次では今後の課題を勝手に挙げてみたいと思います。
(更新は、ここで一旦お休み。そのうち書きます。)
とりあえず一方的なまとめではありますが、ご意見等々お待ちしております。
全日本ロードレースの盛り上がりのためにファンが出来ることがなにかあるのではないかと思ってます。
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